WordPress(ワードプレス)とは何ぞや?というところを、簡単に分かりやすく説明いたします。

WordPressとは?

WordPressは、無料で利用できるウェブサイトを構築するソフトです。

世界中で利用されていて、シェア率は約40%。つまり、WEBサイトの4割はWordPressで作られているということ。そして日本においては、さらに高いそうです。

WordPressの公式サイトにて無償で公開されています。(オープンソースといいます)

WEBサイトを構築するソフトの総称を「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」と言いますが、WordPressはCMSの一つということですね。

ちなみにCMSシェアで言うと、世界で6割、日本では8割。シェア率2位は世界・日本共にShopifyというCMSで、世界で約6%日本で約3%といわれていますから、WordPressは桁違いの圧倒的なシェア率と言えるでしょう。

ブログはもちろん、企業サイト、オンラインストアなど、幅広い種類のウェブサイトを簡単に作成することができます。

WordPressテーマって何?

WordPressのテンプレートと思っていただければいいと思います。

デザインや機能が搭載されているので、テーマでサイトの外観・構成がある程度決まると思ってください。

世界中に数えきれないほどのテーマが公開されていて、無料のものと有料のものがあります。シンプルなテーマはすでにWordPress本体にインストールされています。

このテーマによってWEBサイトの管理難易度が異なり、専門知識がないと思うようなカスタマイズが難しい場合があります。

当サイトで紹介しているWordPressテーマは、専門知識がなくとも問題なく美しい洗練されたデザインのサイトが作成できるテーマばかり。

WordPress自体もそうですが、基本的にダウンロードしてインストール、という使い方になります。

WordPressはどうやって使うの?

いろいろやり方はありますが、ここでは一般的でわかりやすい、おそらくWordPressユーザーのほとんどが実践している使い方を説明します。

独自ドメインとサーバーの契約

まずは、独自ドメインを取得します。次にレンタルサーバーとの契約です。

ブログやサイト運営に無縁だった方は「ドメイン?サーバー?何となく聞いたことはあるけど・・・」だと思います。

簡単に言うと、ネット上においてドメインは住所でサーバーは土地みたいなイメージ。ヤフーの「https://www.yahoo.co.jp/」だったら「yahoo.co.jp」が独自ドメインにあたります。

取得とか契約とか面倒くさそうですが、昨今はドメイン取得サイトもレンタルサーバーも非常にわかりやすくなっているので、まずはアクセスしてみてください。

独自ドメインは「お名前ドットコム」「ムームードメイン」、レンタルサーバーは「エックスサーバー」「ロリポップ」あたりが分かりやすいですね。

ドメイン、サーバー共に有料で、ドメイン代が年間2000~3000円で、初期は99円など格安なドメインも多くあり、サーバー代は月1000~3000円ほど。ドメインは年間で、サーバーは毎月お金がかかります。

WordPressをインストール

次に、サーバー上にWordPressをインストールします。

サーバーとはインターネット上にある「WordPressの置き場所」で、そのサーバー上でなければWordPressは機能しないので、サーバーをレンタルで確保します。

以前なら、公式サイトからWordPressのプログラムファイルを自分のパソコンにダウンロードして、サーバーにアップロードしてインストールしてました。

1.WordPressをダウンロード
2.サーバーにアップロード

という作業を行う必要があったのですが、この「アップロード」するのが、初心者には厄介でした。

ですが、昨今の主要サーバー、特に前述したレンタルサーバーだったら、簡単な操作でWordPressをサーバーにインストールしてくれます。WordPressのダウンロードからやってくれます。

つまり、WordPressの公式サイトにアクセスする必要すらありません。ドメインを取得したら、レンタルサーバーの管理画面にアクセスし「WordPressインストール」などという欄から簡単にインストールできます。

WordPressのメリット

WordPressのどこがいいの?何が優れているの?というところを簡単に説明します。

誰でも使える

プログラミングの知識がなくても、直感的な操作でウェブサイトを作成・更新できます。

基本的に無料

基本的な機能は無料で利用できますが、ドメイン代金とサーバー代金がかかります。

デザインの自由度

数多くの無料・有料のテーマやプラグイン(拡張機能)を利用することで、個性的なウェブサイトを構築できます。

SEOに強い

検索エンジンからの集客に有利な構造になっています。

コミュニティが活発

世界中に多くのユーザーがいるため、困った時にすぐに解決策が見つかることが多いです。

検索エンジンやYouTubeなどで調べれば、WordPressに関する問題点と解決策が山ほどヒットするので安心です。

まとめ

WordPressとは、WEBサイトを構築するソフトで、テーマとはテンプレート。

独自ドメイン(当サイトならwordpress-selection.com)とレンタルサーバーを契約して、サーバ上にWordPressをインストールして運営する。

以上を、簡単に説明してきました。最後にコスト、かかる料金に少しふれていきます。

ドメイン代金は年額。金額は幅がありますが、平均2000~3000円というイメージ。年一回の支払いです。

サーバー代金は毎月かかります。これも幅がありますが、大体1000~3000円が平均的。

そして、例えば個人ブログの運営なら無料のテーマで充分ですが、それなりのサイトを構築するとなれば、有料テーマを購入する必要があります。ほとんどの場合「買い切り」で、継続課金というのはありません。

WordPressは、初心者でも比較的簡単にウェブサイトを作成できるツールです。しかし、いきなり全てを理解しようとするのではなく、まずは簡単なことから始めて、徐々に慣れていきましょう。

以下、おまけとしてWordPressの仕組みを簡単に記載しておきます。

WordPressの仕組み

WordPressは、以下の要素で構成されています。

    • PHP: ウェブサイトの動作に必要なプログラミング言語です。
    • MySQL: データを保存するためのデータベースです。
    • テーマ: ウェブサイトのデザインを決定するファイルの集まりです。
    • プラグイン: WordPressの機能を拡張するためのソフトウェアです。